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ワールドコン

 行ったのは9月の1日と2日。横浜は涼しいのを通り越して肌寒いくらいだったが、どの企画も部屋が満員で空気が籠っていたせいか、1日の午後からひどい頭痛が始まり翌日も続く。頭痛に負けて、一番行きたかった企画、1日の「SFにおける宗教」と2日の「SF、ファンタジーにおける科学と宗教の統合」(どちらも英語のみ)は諦める。

 あー、でも全体としては楽しかったです。いろいろ興味深い話が聞けて、たくさんメモを取ったんだけど、見返したら案の定、判読不能だ。いや、メモを取ったのは記憶の補強のためであって、後で読むためじゃないんだけどさ。しかし改めて自分の字の汚さに呆れる。行った企画の一つ、萩尾望都のパネルについては、次回「鑑賞記」で書きます。

 そういうわけで、英語強化月間の成果は専ら海外からの参加者との会話に振り向けられたわけですが、しかしアメリカ人のオタクってすげーな。聞きしに優る。もちろん、日本のアニメ・コミックのんですよ。私のような半端なオタクは、話についていくことすらできない。つまりいかに翻訳ビジネスが盛んかということだけど、それだって需要があるから成り立ってるわけで。

 渋谷で佐藤先生とお会いする。前回(昨年11月)は夏の疲れからまだ回復していないとのことで、あまり顔色もよくなかったが、今回はだいぶお元気そうで何より。『オー・ブラザー』のジョン・タトゥーロは駄目だったの?と訊かれる。あれ自体は悪くなかったけど、いつもどおりという以上のものではなかったし、その前が『耳に残るは君の歌声』と『天井桟敷のみだらな人々』だったから相対的に評価が下がってしまったんです、と答える。『耳に残るは』はジョン・タトゥーロだけじゃなくて全員が駄目だっだし、『天井桟敷』は「そういう役」だったから、とのこと。それはそうなんですけどね。

 それから、佐藤家の過去二、三代に纏わる遠野物語的というか、ほとんどマジックリアリズムめいた逸話を幾つか聞かせてもらう。どこの家でも、三代も遡ればそういう逸話の一つくらいは出てくるはずだ、と思う。佐藤家の場合は一つじゃ済まなかったわけですが。

 横浜の妹Ⅰ宅に泊めてもらったので、その返礼として子守を丸一日引き受ける。もうじき四歳になる姪が現在一番好きな遊びは、「お話」を人に聞かせることである。こちらは相槌を打ったり、時々質問を挟んだりするだけでいいので非常に楽。一人で四役も五役も、口調や声色まで使い分けて一時間でも二時間でも途切れることなく話し続ける。内容はと言うと、まったく意味不明なんだけど。

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