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国立科学博物館常設展

 骨とかホルマリン漬けとか剥製とか化石とか鉱物標本を見ると、なんでこんなにワクワクするんだろう。関西にいた頃から、いつか行こうと思っていた科博常設展に行って参りました。

 確か4歳の時だったから1977年のはずだけど、TVで恐竜のアニメ・シリーズが放映されていた。ストーリー物というよりは、恐竜についての教養番組の付随企画のようなものだったように記憶している。そういう番組じゃなければ、観るのを許可されてなかったはずだしな。でも、ネットで調べても該当するものが出てこない。それはともかく、私はその番組が大好きで、恐竜も大好きで、女の子なのに恐竜の絵ばかり描いていた。それが長じて「生物学と歴史」という方向に行く。地質学や天文学が好きなのも、それが「歴史」だからだよなー。

 しかし当時、恐竜の復元図というのは、現在のものよりも随分ずんぐりしていた。今の恐竜のほうが格好いいとは思うけど、4,5歳当時の私だったら怖がっていただろう。あれは「恐竜=原始的=鈍重」という固定観念に基づいたイメージだけど、でも可愛かったよな。

 だから今でも恐竜は好きだけど、巨大哺乳類のほうがもっと好きである。やっぱり爬虫類より哺乳類のほうが可愛いから。化石でも哺乳類のほうが可愛い(巨大鳥類も可)。でかいもの好きは変わってない。というわけで、最大の目的は絶滅哺乳類の化石標本だったんだけど、午前11時前には博物館入りしたのに、途中までしか観ることができませんでした。絶滅哺乳類のコーナーは最後の十分間で駆け足で回る。目くるめく体験というか、何か違う。

 ほかの展示もおもしろかったけどねー。理科室だ、理科室。じっくり見てたから時間切れになっちゃったんだよ。和時計のコーナーもありましたが、実用品じゃなくて工芸品の域だな。江戸時代の眼鏡、虫眼鏡、顕微鏡の名称で、靉靆(あいたい)という謎の語に遭遇。広辞苑や大漢和で調べたところ、1、雲の盛んな様子 2、暗い様子 3、眼鏡の異称、とあった。なぜ眼鏡の異称になったのかは書かれていない。さらにネットで調べたら、どうもアラビア語の「眼鏡」の中国語音写らしい。へー。広辞苑では「老眼鏡の異称」となってるのは、かつて眼鏡は老人専用だったからだろうな。とりあえず、現代中国語ではもう使われていないようだ。

 とても楽しい一日でした。また来よう。

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