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野田昌宏氏と氷室冴子氏が

 お亡くなりになられてしまった。二つの訃報に同時に接してしまうのは、衝撃が二倍というより二乗だ。両氏の作品を読んでいた時期が重なっている(主に中学時代)からでもあるだろう。

『銀河乞食軍団』は、初めて出会った「国産スペースオペラ群像劇」だった。あの頃は図書館にあった早川SFを手当たり次第読んでたから、野田作品との出会いは必然だったわけだけど、たぶんもう少し早い時期(小学校高学年)に読んだ海外SFの幾つかは野田氏の翻訳だったんだろうな。

 当時全盛だったコバルトシリーズは、他人に薦められたのを読むだけだったんだが、例外で自主的に読んでいたのが新井素子氏と氷室冴子氏である。ちなみに大原まり子氏がコバルトでも出していたのは知らなかった。氷室作品との出会いは、確か『なんて素敵にジャパネスク』をSFだろうかと期待して手に取って、なんだSFじゃないのかとがっかりして、それでも読んでみたらおもしろかったんだよな。ディテールの細かさから、調べた知識をちゃんと自分のものにしているのが子供心にも解って好きだった。

 なんというか、これ以上は言葉がない。御冥福をお祈りいたします。

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