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ハプニング

 M・ナイト・シャマラン最新作。

 私はホラー映画が嫌いだ。あー、怖がらせようとしてるなー、来るぞ来るぞ――とわかってるのに、律儀に怖がってしまう自分が腹立たしいのである。
 古典的な怖がらしがてんこ盛り、という点では『シックス・センス』よりホラーっぽい。ゆーっくりカメラが移動していって、あー、何か嫌な映像が来るぞ来るぞ来るぞ、ほら来たー、というのが延々繰り返される。で、それにいちいちびびる私。大きな音とかショッキングな映像でびっくりさせる稚拙な怖がらしじゃないだけ、まだマシだが。

 ホラーだというのを差し引いても、『アンブレイカブル』のように素晴らしくないし、『ヴィレッジ』のように美しくない。「隣人を覗くための双眼鏡」とか、微妙な引っ掛かりはあるんだけどね。

 一応、ネタばれ注意。パニックを起こしたり絶望の余り無気力になる人々がいなかったのは、異変が一日だけで終わってしまったから、ということでいいんだろう。どうやら植物が原因、という説が有力になっているようなので、異変が拡大していくと、「植物は敵だ!」「植物を焼き払え!」という『トリフィドの日』みたいな展開になるんだろうな。

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