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突撃

 57年制作。これまで観たキューブリック作品の中では一番初期のだ。カーク・ダグラス主演の第一次大戦もの。他のキューブリック作品の幾つかと同様、二部構成になっており、前半は戦場、後半は軍法会議が中心となる。

 カーク・ダグラスといえば一ヶ月前、『炎の人ゴッホ』(56年)を観たんだが、同じ時代に作られたとは思えないくらい、手法がまったく違う。同時代の他の作品(まあ私が観たことのある50年代の作品は高が知れてるけど)に比べて、非常に「現代的」だ。演技も映像も音楽も(BGMや効果音が、皆無ではないが非常に少ない)、ついでに残酷描写も。つまり、後の時代へのキューブリックの影響力がそれだけ強いということなんだな。
 あー、でも『スパルタカス』(60年)はどうだっけか。何しろ観たのが高校生の時なんで、細かいところまで憶えてない。だいたい、あの頃は比較の材料(観た映画の本数)が少なかったしなあ。ジーン・シモンズの化粧が、歴史ものなのに60年代風なんだな、と思った覚えがあるが。

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