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新刊予告

 早川書房のホームページに予告が載ったので、ここでも告知することにします。

 5月25日、『ミカイールの階梯』が刊行されます。Jコレクションからです。「『グアルディア』を超える未来叙事詩」とか紹介していただいてますが、確かに枚数は『グアルディア』(400字詰め換算1000枚台)を超えて1200枚台です。なので、上下巻になりました。

 丸二年ぶりの新刊になります。『ミカイールの階梯』に取り掛かったのは『グアルディア』刊行後からなので、五年越しになってしまいました。
 途中二作(ノベライズと『ラ・イストリア』)を挟んだとはいえ、ここまで時間が掛かってしまったのは、一つには環境がちょっと執筆に集中しづらいものになっていたことにあります。これは昨夏以来、時々ウィークリーマンションに退避することで解決しました。この解決法をもっと早くに思い付いていれば、半年は早く脱稿できただろうと思います。

 半年早かったとしても、時間が掛かったことには変わりないですね。結局のところ、最大の原因はテーマや技法など、自分の実力を超えたものを書こうとしたところにあります。(その時点での)実力を超えたものを書こうとするのは毎回のことですが、今回はとりわけ荷が勝ちすぎたのでした。

 それでも、散々てこずった甲斐あって、どうにかこうにか目指した地点まで達することができました。
 担当の方によると、「うまくなった」そうです。そこまでストレートな言い方だと、嬉しいと同時に何やら少々複雑な心境にもなりますが、そういうことだそうなので、皆様御期待くださいませ。

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