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『ミカイールの階梯』発売

 風邪をひいて苦しんでいる間に、『ミカイールの階梯』が発売されていました。都内では昨日から書店に並んでいたようですね。ということをさっき知る著者……(25日発売だったのが予定が早まったことを知らなかった)。

 今回もグラフィックデザイナーの妹Ⅱ(Yoko)が、巻頭の地図作成を担当してくれました。同居しているので、打ち合わせは便利です。家内手工業。

 もう一人の妹(妹Ⅰ)は、姪っ子のママなのですが、先日、引越しをしたので手伝いにいったら、ダンボールから私があげた『グアルディア』(Jコレ版)が出てきた。頁がべこべこになっている。
 それを見た瞬間、妹Ⅰから当時もらったメールの記憶がまざまざと蘇りました。姪(当時1歳)が『グアルディア』を気に入って、べろべろ舐めている、という……。

 まあそれでも妹Ⅰは『グアルディア』を読了してくれたのですが、なお彼女は「SF」を「スペース・ファンタジー」の略だと思っていやがる。「『グアルディア』には宇宙出てきてないやん」と抗議すると、「え、でもなんか降りてくるじゃん、宇宙から」。いや確かに何かは降りてきますが。

 ほかにも妹Ⅰは、『グアルディア』を買って読むと言ってくれた友人に「高いからやめときなよ、図書館で借りなよ」と答えた経歴もあるのですが、今回は勤め先の中華レストランの同僚(中国人、日本語の小説を読めるほどの日本語力はない)に、『ミカイールの階梯』の宣伝をしてくれたそうです。
「陳(仮)さん、今度うちのお姉ちゃんが中国を舞台にしたSFを出すんだって。中国にUFOが降りてきて、中国人を殺しまくるんだってさ」

 そんな話ちゃうわ。

『ミカイールの階梯』(上下巻、ハヤカワJコレクションシリーズ)は、天山山脈一帯(現在の中国新疆ウイグル自治区)が舞台ですが、文明崩壊後の25世紀、ロシア人政権と神秘主義教団との対立を軸にするSF叙事詩です。

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