ホット・ファズ
邦題(副題)はめんどくさいから省略。
ロンドンの有能な警察官が、有能すぎるゆえに上司にも同僚にも疎まれて田舎町に飛ばされる。一見平和で退屈なその町には、実は恐るべき陰謀が秘められていたのであった。
コメディでありながら昨今の風潮への批判になってるとかそういうことは、私が言わなくても誰かが言うだろうから言わない。とにかく、小ネタがものすごく多くて、しかもそれらをいちいち丁寧に回収するのである。終盤になってくるとさすがに少々くどい気がしてきたが、とにかく全体としては非常におもしろかった。
いろんな映画からの引用(パロディ)が多いらしい、ということは観ていて察せられたが、実際に元ネタがわかったのは、劇中でわざわざ説明してくれている『ハート・ブルー』のほかは『ロミオとジュリエット』(ディカプリオの)と『わらの犬』だけだった。あと、日本の怪獣映画。ポリスアクションものとホラーが多そうだけど、どっちも観ないジャンルだからな。ま、元ネタがわかんなくても充分楽しめました。
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