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参考文献録

『沙蘭の迷路』 ロバート・ファン・ヒューリック 和邇桃子・訳 早川書房 2009(1951)
the chinese maze murders
 ディー判事シリーズ1作目。『紫雲の怪』と同じく、西北辺境の町を舞台としており、こちらのほうが「西北辺境」という立地が作品に活かされている(「唐代の」西北辺境らしさはないが)。1作目だからかもしれない。

 また1作目だからなのか、中国の法律や社会制度が以後の作品に比べて、より反映されてるように思う。どこまで唐代の状況を正確に写してるのかはよくわからんが。
 さらに、これも1作目だからなのか、元ネタとなった狄仁傑が主人公の公案小説やその他の白話小説の要素もより反映されてるように思う。事件がすべて解決した後、後日談的に犯人の処刑がかなり詳細に(かなりえぐく)述べられるとことか。読んだことないんだけど。

 このシリーズを読むのは、たぶんこれが最後。

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