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参考文献録

『唐両京城坊攷――長安と洛陽』 徐松・撰 愛宕元・訳注 平凡社東洋文庫 1994 (「唐代」)
 徐松(「撰」となっているが著者)は1781生―1848没の学者。唐代の「両京」すなわち長安と洛陽について、宮城、官署、宗教施設、市場、著名人の宅、運河など、文献を基に考証したもの。5分の4を長安についての記述が占める。

 考証といっても、唐代の小説の登場人物(李娃など)を「(実在の)著名人」として扱っているあたり、まあ19世紀前半の中国人の歴史認識ってのはそんなものだったんだろうな。
 とりあえず、8世紀半ばの実在の人物(李林甫とか)の屋敷の位置等は、本書に従うつもり。

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『教坊記・北里志』 斉藤茂・訳注 平凡社東洋文庫 1992
「唐代の妓女をテーマとし、その活動の代表的な場所となった、教坊と北里について記す作品によって構成した」とのことで、崔令欽(8世紀)の『教坊記』と孫棨(9世紀後半)の『北里志』、および白居易(772-846)の長律一篇(「話長安旧遊戯贈」詩)を収める。

『教坊記』と『北里志』は、これまで読んだ唐代関係の資料で紹介された内容ばかりだということが判明。分量少ないしな。
 カテゴリー「参考文献録」に記録しているのは、あくまで「参考文献として読んだ」書籍・論文なので、「読んだけど参考にはならなかった/なりそうもない」ものも含んでおります。

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