参考文献録
『女たちが究めたシルクロード――その国々の生活文化誌』 水谷令子/清水陽子・編著 東洋書店 2005
再読。『ミカイールの階梯』の時にも参考にした。
新疆ウイグル自治区からグルジア、トルコにまで至る地域のフィールドワーク。本文150頁弱だが、有益な情報は多い。
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『アラブ飲酒詩選』 アブー・ヌワース 塙治夫・編訳 岩波文庫 1988 (「イスラム文化」)
ノートは訳者解説から取る。
アブー・ヌワースは8~9世紀に活躍した詩人。イスラム以前の伝統に依然縛られていたアラブ詩を改革した。ムスリムの大半が都市の定住民となっている時代に、体験したこともない砂漠の生活や情景を詠い続ける詩人たちを風刺した詩も少なくない。
母親もしくは両親ともがペルシア人である。一世代前のアラブ詩改革の先駆者バッシャール・イブン・ブルドもペルシア系だそうである。『ジャーヒリーヤ詩の世界』(小笠原良治)に収録されたジャーヒリーヤ詩に比べれば、比喩が随分洗練されているのは(それでもニザーミーやハーフェズとは比較にならない単純さだが)、都市文化が発展したためか、それとも彼がペルシア系だからか。
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