参考文献録
「ヤズデギルドの娘たち――シャフルバーヌー伝承の形成と初期イスラーム世界」 清水和祐 (『東洋史研究』67-2 2008) (「シーア派」)
「シャフルバーヌー伝説」(シーア派イマームがサーサーン朝皇帝の血を引いているという伝説)の成立過程を、史料を丹念に当たって詳細に分析している。理路整然として説得力のある論考。
「アッバース朝革命とホラーサーン」 余部福三 (『オリエント』26-1 1983)
「マームーンとムウタスィムの新軍団」余部福三 (『史林』66-6 1983)
ノートは「中央アジア中世」に分類。
アッバース革命とアッバース朝成立後の政府と中央アジアとの関係について、たぶん一番詳しい日本語文献。もっと早くに発見できていれば、後からいろいろ変更しなくて済んだんだけど。まあ重要な研究がまったく注目されないというのはよくあることだし、脱稿後に発見するよりは遥かにマシだけど。
とりあえず、読むべき資料はあと少しを残すのみ。のはず。
| 固定リンク

