« キックアス | トップページ | ヤギと男と男と壁と »

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

 とりあえず、オーランド・ブルームの生気のなさと(いや、彼には頑張ってもらいたいと思っているのだが)キーラ・ナイトレイの小娘傍若無人にはいい加減食傷していたので、彼らが一掃されたのは結構なことである。
 練られていない設定を詰め込んだ挙句、消化不良を起こしているのは相変わらずだが、前シリーズの2作目3作目ほどはひどくない。オーランド・ブルームとジョニー・デップのどっちに焦点を当てるべきか……という座りの悪さがない分、1作目よりはすっきりまとまっているし。新鮮味に欠けるのは致し方なし。

 しかしそれにしても、海賊映画と銘打ってるのに、海上シーンが全体の1割程度とは如何なものか。前シリーズ第1作の最大の魅力は、帆船の機構を細部まで描写していることだった。だぶついてメタボ状態になっていった続編でも、その魅力はどうにか維持されてたんだけどなー。

 ディズニー映画なのに、人がばっさばっさ殺されます。ディズニー映画なので、流血はほとんどありません。死体をじっくり映したりもしません。ディズニー映画なのに、猛火で焼き殺される人までいます。ディズニー映画なので、悶え苦しむ姿は映しません……ネタでそう演出してるんじゃないんだな、これが。

 おっぱいを頑なに映さないのは御愛嬌(別に見たいわけではなく、絶対に映すまいカメラワークを駆使し、どうしても角度的に映ってしまう場合は泡やら髪の毛やらで隠しているので、『オースティン・パワーズ』を思い出さずにはいられないのである)。

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールズ・エンド」感想

|

« キックアス | トップページ | ヤギと男と男と壁と »

鑑賞記2011」カテゴリの記事