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オール・ザット・ジャズ

『キャバレー』のボブ・フォッシー監督作品。一応ネタばれ注意。

 前半はいわゆる「ブロードウェイの内幕もの」かつ「才能はあるが破綻した生活を送る男」の話が続き、いささか退屈した。後半は主人公が心臓発作を起こし、否応なしに死と向き合わざるを得なくなる、とまあこれもいくらでもある展開なんだが、ロイ・シャイダーの演技と、彼の空想とも幻覚ともつかないダンスシーンが素晴らしい。前半がもっと切り詰められてたらと思うよ。

 退屈していた前半、何を見ていたかというと、おねえちゃんたちの化粧がみんなキャリー・フィッシャー/レイア姫みたいだなあとかそういうところを(ジェシカ・ラングは目が切れ長なせいか、違う化粧だったが)。同じ時代の作品だもんな。
  70年代末の作品はあんまり観たことがなかったので(それ以前のは結構観てるんだが)、余計にそういう点が目につくんだろうな。映画に反映される撮影時の流行は、技法や音楽とかだけじゃなく、俳優のメイクや髪型にも如実に反映されます。現代劇だろうとSF・ファンタジーだろうと歴史ものだろうと。

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