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ギャラクシー・クエスト

 公開時、おもしろそうだと思ったものの、実は『スタートレック』はあまり知らないので(少しは知っているが)、そのパロディ作品を観ても楽しめないんじゃなかろうかと見送ったのであった。
 それから十数年が経ち、先日ツタヤで『銀河ヒッチハイク・ガイド』を借りたところ、同じ棚(SF/カ行)に並んでいるこれを発見。まあたぶん今後もスタートレックのTVシリーズ全話耐久鑑賞会などやる機会もないであろうから、この際観てしまおうという気になった次第である。

 で、どうだったかというと、要らぬ心配でしたね。スタートレックがどういうものなのかすら知らない人ならともかく、「少しは知ってる」程度なら全然大丈夫。
 比べるわけじゃないが、『銀河ヒッチハイク・ガイド』が原作を知らないとよく解らないと思われる要素が多いのに対し、『ギャラクシー・クエスト』に必要とされるのは「スタートレック」そのもの知識というよりは「スタートレックという概念」であると思われます。脚本がよくできてるんだな(いや、『銀河ヒッチハイク・ガイド』をどうこう言うつもりじゃないが)。

 アラン・リックマンは、「アメリカのTV業界でくすぶってるイギリス人の元シェイクスピア俳優」を好演。しかし宇宙人役を演じ続けるのが嫌で嫌でたまらない、という演技がスネイプ先生に重なって見えてしまうのは気のせいだろうか。ハリポタより前なんだけど。
 シガニー・ウィーバーは劇中劇(TVドラマ『ギャラクシー・クエスト』)の中では、「お飾りの女性隊員」を巧く演じていたけど、「お飾りの女性隊員役の女優が素の時」の演技では、要求されるキャラクターより知的になってしまってるような。というか、そもそも「素の女優」のキャラクター設定があまり明確じゃないのかな。まあ気になるほどじゃなかったけど。

 サム・ロックウェルは、ここでもアホでした(そういえばアラン・リックマンも『ヒッチハイクガイド』に声の出演してるなあ)。

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