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銀河ヒッチハイク・ガイド

 ヴォゴン人のパペットは見事な造形で、彼らの外見の醜悪さをよく表現しているが、美しいという理由で彼らに殺される蟹や鹿が映画ではあんまり美しくなかったので、ちょっと残念だった。ヴォゴン星のロケ地が採石場なのは、まるで日本の低予算特撮ヒーローものみたいだ(『レッドマン』とか)。

 原作でも銀河大統領ゼイフォードのバカぶりは相当なものだったと記憶しているが、サム・ロックウェルが演じる映画版ゼイフォードは、「壮絶」が付くほどのバカであった。そしてジョン・マルコヴィッチは悪役が多いのでどうしても単調になりがちだが、本作の悪の教主役は一味違っていたように思う。
 しかし最も素晴らしい「俳優」だったのは二十日鼠たちであった(実にいい表情をするのである)。あと、冒頭のイルカショー。

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