黒猫・白猫
1998年のクストリッツァ監督作品。
『パパは出張中!』『アリゾナ・ドリーム』『アンダーグラウンド』『ライフ・イズ・ミラクル』とこれまで観てきたが(『ジプシーのとき』は残念ながら未見)、これは『アンダーグラウンド』に次いで好きかも。いや、『アンダーグラウンド』は別格だが。『ライフ・イズ・ミラクル』はちょっと長すぎるし、まあ偶には政治色のないハッピーエンドでもいいじゃない、ということで。
父と息子の関係が大きなウェイトを占めていたり(そして父が駄目人間)、河が流れてたりするところは、これまで観たクストリッツァ作品の多くに共通してるな。それほど気にはならないけど。どのクストリッツァ作品にも増して音楽と動物に満ちていて、素晴らしい(ただし、動物がみな芸達者という点では『ライフ・イズ・ミラクル』のほうが上)。
| 固定リンク