« 生体甲冑 Ⅲ | トップページ | JD(A.D.2190~) »

年表

 とりあえず概略版です(太字は作品名)。

1858年  『種の起源』刊行。
1865年 「メンデルの法則」発表。
1870年代  ダーウィン、自らの理論とメンデルの法則を融合させ、「神に祝福された遺伝学」を作り上げる。ここから歴史改変。   

20世紀末  ソ連とアメリカ合衆国が相次いで崩壊。
2001年  「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」
21世紀~ 「絶対平和」の開始 
2012年   「はじまりと終わりの世界樹」

2190年代初頭  「The Show Must Go On!」
22世紀末   世界各地でウイルスや微生物の変異を原因とした災害が起こる(「大災厄」の始まり)。
2200年代初頭 「The Show Must Go On, and…」
       「…’STORY’ Never Ends!」

23世紀前半、大災厄により絶対平和が崩壊。
2256年  『ラ・イストリア』

 

2447年  『ミカイールの階梯』

 

2643年  『グアルディア』

「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」「はじまりと終わりの世界樹」では、世界が「絶対平和」と呼ばれる未曾有の繁栄を迎える直前。「The Show Must Go On!」は絶対平和の絶頂期。「The Show Must Go On, and…」および「…’STORY’ Never Ends!」は絶対平和の崩壊の始まり。
『ラ・イストリア』では地球規模で大災厄の真っ最中。『ミカイールの階梯』では災厄は終息に向かうかに見えるものの文明は未だ復興する兆しはなく、『グアルディア』では少なくとも中南米では災厄は小康状態を保ち、文明もいくらか回復しつつある状況です。

 

設定集コンテンツ

 

 詳細版はネタばれ注意。

1858年  『種の起源』刊行。
1865年  「メンデルの法則」発表。
1870年代  ダーウィン、自らの理論とメンデルの法則を融合させ、「神に祝福された遺伝学」を創り上げる。 ここから歴史改変。

 

.20世紀半ば  「テイヤール・ド・シャルダンの弟子」を自称する者たちが、「絶対平和」の建設を目指して活動開始。彼らの組織は後に「遺伝子管理局」と呼ばれることになる。

 

1980年代  「神に祝福された遺伝学」、カトリック教会と和解。
1985年  人工子宮の内膜組織細胞の提供者(コンセプシオン)誕生。 「はじまりと終わりの世界樹」
1991年   湾岸戦争。「西の超大国」が国連を無視してバグダッド占領、独裁者を処刑。この独走によって国際的に孤立。次いで、「東の超大国」ソ連崩壊。遺伝子工学を妨げるという一点において両大国が張っていた共同戦線が崩れたことにより、遺伝子工学がいっそう発展する。
1997年  生体甲冑(アルマドゥラ)の原型が偶然生み出される。これに前後して、人工子宮が実用化される
1999年  秋、唯一となった「超大国」が国連を脱退。これに前後して、人工生命体の奴隷種「亜人」のプロトタイプが誕生。
2001年  「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」
21世紀~  「絶対平和」の時代。遺伝子管理局の下、人類は未曾有の平和と繁栄を享受する。
2007年  亜人に関する国際法が制定される。
2012年  「はじまりと終わりの世界樹」
21世紀初頭  知性機械の建造。

2180年代  アルマドゥラ・ウイルスの再発見。
2190年   亜人兵士JD(通称「ジョン・ドウ(名無し)」誕生。 「The Show Must Go On!」
22世紀末   世界各地でウイルスや微生物の変異を原因とした災害が起こる(「大災厄」の始まり)。
2200年前後  ユカタン半島南部の地下施設「グロッタ」で、知性機械サンティアゴの生体端末の開発が始まる。 『ラ・イストリア』
        知性機械ミカイールの「守護者」の開発が始まる。 『ミカイールの階梯』
2201年    「The Show Must Go On, and…」
2202年    JDの廃棄決定。
       9月24日、メキシコ政府と南部諸州同盟の戦い(後に「第一次南北アメリカ戦争」と呼ばれる)。JD、「生体甲冑」のサンプルに流用される。 「…’STORY’ Never Ends!」
2204年~  大飢饉によって、ヨーロッパから難民が溢れ出す。
2210年代~  「再征服」(ヨーロッパ難民による、南北アメリカの政権奪取)。
2219年   グロッタでサンティアゴの生体端末が完成。グロッタの封鎖。 『ラ・イストリア』
2239年  「封じ込めプログラム」始動。人類は空と海を奪われる。
2244年  クラウディオ(21歳)、ブランカ(2歳)を伴いグロッタを去る。 『ラ・イストリア』
2248年  アロンソ(9歳)、孤児となり、マリア・イサベルに拾われる。 『ラ・イストリア』
23世紀半ば  この頃から中央ユーラシアでは、腸内微生物の変異によって草食禽獣の減少が始まる。特に反芻動物と馬の被害は深刻で、絶滅の危機に瀕する。
        ミカイリー一族、タリム盆地の有力者と結び、科学技術を提供する見返り  に庇護を受ける。 『ミカイールの階梯』
2256年  『ラ・イストリア』
2257年   第二次南北アメリカ戦争勃発。
2250年代末  アジアで水爆攻撃による生体甲冑の消滅確認。

 

24世紀前半  この頃、第二次南北アメリカ戦争が終息。

 

2390年代  テングリ大山系一帯で、中央アジア共和国とマフディ教団が勢力伸張。 『ミカイールの階梯』
2402年  グワルディア一族、イリ州へ追放される。
2423年  「同胞殺しのマナスキー」、イリ州へ。
2429年   中央アジア共和国最高指導者「人民の父」、死去。独裁の終わり。
2447年  『ミカイールの階梯』

 

2490年  グイド・ドメニコ(197歳)、息子クリストフォロ(12歳)を伴い、科学技術庁を
      訪れる。 『グアルディア』
2491年  アンジェリカⅠ/ビルヒニア(16歳)、科学技術庁に捕らえられる。

 

2540年4月  カルラ・デ・サンヘロニモ(11歳)、JDと出会う。
     6月  アンジェリカⅢ、クリストフォロ(62歳)と共に、カルラとJDの事件を調査。
2579年  アンジェリカⅤ/ジェンマ(10歳)、ラウル・ドメニコ(17歳)と出会う。
2638年  クリストフォロ死去(160歳)。アンヘル(21歳)、レコンキスタ(再征服)を開始。
2643年      『グアルディア』
2644年2月 知性機械サンティアゴの「降臨」。

 

関連記事: 「HISTORIAにおける歴史改変」 

 

設定集コンテンツ

|

« 生体甲冑 Ⅲ | トップページ | JD(A.D.2190~) »

HISTORIA」カテゴリの記事