アナと雪の女王
姪(小五)と一緒に観たので日本語吹替版。
どこをどう切っても大変よくできた作品であるが、原作としてアンデルセンの『雪の女王』をクレジットする必然性がどこにも見当たらない。唯一共通点と言えるのは、準ヒロインが「氷雪系の魔法を使う女王」というとこだけじゃないか(エルサはあくまで人間の女王であって、「雪を司る女王」ではない)。
ここまで影も形もなく改変した上でなお「アンデルセン原作」と言い張るのはつまり、原作よりおもしろくしてやったぞ、と自慢したいわけだな。『アリス・イン・ワンダーランド』や『ライオンと魔女』もそうだが、ディズニーってつくづくオリジナルへの愛も敬意も欠いてるねえ。
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