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ル・ブレ

 2002年作品。パリのあちこちに『旅の仲間』のポスターが。別に、国策で国産映画をもり立てようとしてるのにハリウッド映画に押され続けているフランスへの風刺とか、そんなんではないと思う。

 犯罪王トルコ(この綽名の由来は説明されない)の弟が警察の犬であることを知った一匹狼のモルテスは、トルコの目の前で弟を射殺。その直後に逮捕される。
 数年後、モルテスは模範囚として仮釈放間近となるが、その前に宝くじの当選番号発表を楽しみにしていた。モルテスの宝くじは看守レジオが預かり、レジオはそれを自分の妻に預けている。
 番号発表の前日、レジオは妻と最近うまくいっていないことをモルテスに相談。そのアドバイスに従った結果、妻は怒り狂ってアフリカへ旅立ってしまう。
 翌日、モルテスは見事、宝くじに当選。しかしレジオは欠勤。宝くじを持ったまま出て行った妻に、死に物狂いで連絡を取ろうとしていたのだが、持ち逃げされたと思い込んだモルテスは、脱獄してレジオの家を急襲。折しもトルコが釈放され、モルテスへの復讐を開始しようとしていた――

 フランス映画は概してアクションが「まったりしている」というイメージなのだが(ベッソンもハリウッドで撮るとそんなことないのに、祖国で撮るとまったりする)、これは特にそういう感じはなく、テンポが良かった。……いや、テンポがいいとか悪いとかは、単にこちらの「慣れ」の問題なのかもしれないんで、ハリウッド式が絶対基準みたいな言い方はすべきじゃないんだろうけど。
 まあとにかく、コメディとしてもフランス映画にありがちな要らんひねりもなく、素直におもしろかったです。

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