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マッド・マックス 怒りのデスロード

 夏バテで思考力が低下してて見逃した! 痛恨! と思ってたら近所で当別上映してた!

  このシリーズは1作目を遠い昔(確か中学の時)にTVで一度観たきりで、『北斗の拳』みたいだったということしか憶えていない。いや、こっちが元祖だというのは当時から知ってましたが。

 そんなわけで、ほとんどまっさらな状態で鑑賞。始まってすぐに、おお、『北斗の拳』だ。
 何が、というと、単に核戦争後の荒廃した世界で世紀末で悪役が独裁者で、というだけではなくて、デザインが、である。『北斗の拳』に限らず、というか、それも含めて、実に1970年代末から80年代前半っぽいデザイン。
 それはヘヴィメタだったりギーガーだったり『AKIRA』だったり『ブレードランナー』だったり『デューン』(映画版)だったり『スターウォーズ』(特に『新たなる希望』と『帝国の逆襲』)だったり、とにかく「そういうテイスト」が、全編隈なく行き渡っている。  

 この懐かしくも一周回ってむしろ新鮮なデザインを、21世紀の新技術が下支えし、さらにその背景にオーストラリアの凄まじく荒涼とした自然が広がることで、誰も見たことのない光景が創り上げられている。その光景がそのまま作品の世界観となっていて、余計な説明は何も要らない。
 物語も余計な説明が挟まれることなしに、過激なアクションに次ぐアクションで、どんどん転がっていくのである。

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