ダンケルク
2017年公開。ネタバレ注意(一応、『ゴジラ- 1.0』も)。
家で映画を観る時は、なるべく中断すべきではないと思いつつも、「いつでもググれる」と頭の隅にはあるので、ネタバレ防止もあって事前の情報チェックをおざなりにしがちである。今回も第一次大戦か第二次かすら確認せず、まあ年月日くらい冒頭で出るやろと高を括って観始めたら、なかなか出てこないので開始10分くらいでググる羽目になった(結局、一度も出なかった)。
1940年だと、大戦末期よりだいぶ装備が古いんだな(やっぱりアメリカがまだ参戦してなかったのが大きいか)。それもあって判別できなかったんだよ。第一次大戦も第二次大戦もおおよその経緯はともかく、個別の戦闘や作戦まではよく知らんのです。
イケイケだったドイツにダンケルクの海岸まで追い詰められた英軍が、本国へと撤退する「ダイナモ作戦」を描く。ドキュメンタリータッチで台詞は少なく、主要人物は数人いるが、いずれも物語を動かすわけではなく、視点人物、狂言回しといったところ。漫然と観ていると、大勢いるモブと見分けがつかなくなりかねないぞ。緊迫感は終始あるが、ドラマ的なエモさは抑えられている。
ハリウッド映画でも見かけるのはケネス・ブラナーとキリアン・マーフィー、トム・ハーディー、後は名前は認識してなかったが脇役でちょくちょく見たことのあるマーク・ライランスくらいで、後は主役(一応)のフィン・ホワイトヘッドをはじめ、見事に英国内だけで活動してる役者ばっかりだな。それもあって余計にドキュメンタリー感が強い。
そんわけで負けて逃げ帰るだけの話が粛々と進行していくんだが、最後に民間徴用船が大量に到着するシーンにはカタルシスがある。『ゴジラ- 1.0』(2022)のあのシーンはオマージュ?
クリストファー・ノーランは『メメント』から『ダークナイト』までは全部観て、『インセプション』以降は観てなくて本作が久しぶりだが、『インソムニア』だけ、悪い意味で異質だなあ。
(1年ほど前の感想を加筆修正。その後、『TENET』と『オッペンハイマー』は観ました。前者は途中で思考を放棄したので感想は上げません。後者はそのうち上げる予定)
『ゴジラ-1.0』感想(「あのシーン」には言及なし)
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