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ロブスター

 2015年公開。ヨルゴス・ランティモス監督はギリシャ人。終始ものすごく90年代のラース・フォン・トリアーとそのエピゴーネンぽいと思いつつ観ていたが、73年生まれか。直撃世代だもんな(同い年です)。
 ふわっとした設定のディストピアもの。設定の緩さはメタファーと解釈すべきなんだろうけど、敢えてそうしてるのではなく、どうでもいいからでしかないように見える。なんでその緩さで平気でいられんの? と思わずにいられないのは、私がSF者だからなんだろう。

 それはともかく、増量したコリン・ファレルがとてもよかった。ぶっとい下がり眉と垂れ目で困り顔のくせにタフガイ気取りの役ばかりな上に演技も大味なので嫌いだったが、今回は容姿と役がとても合っていた。レイチェル・ワイズも前年の『オズ』でおもしろみの欠片もない悪役でがっかりさせられたが、本作では可愛かった。

『オズ』感想 

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