ゼロの未来
2013年公開。テリー・ギリアムってことで、期待しすぎてもうたな。いや、序盤のめくるめくレトロフューチャーな美術、『未来世紀ブラジル』以来の、しかし決して焼き直しなどではないアップデートされた21世紀版の近未来ディストピアには、期待を上回ってワクワクさせられた。それが中盤で失速、終盤はそこそこ持ち直して、120点、50点、75点といった感じか。1時間45分しかないんだけどね。
主人公はクリストフ・ヴァルツ、同僚はデヴィッド・シューリス、AIのセラピストがティルダ・スウィントン。社長がマット・デイモンで、少し体重を増やしているとはいえ、キャスト名をチェックするまでまったく気づかなかった。少し故フィリップ・シーモア・ホフマンに似ている。あと、1回だけの登場だが妙に印象に残る3人の医者のうち、1人がピーター・ストーメアだそうだ。
中盤だれた一因としては、コンピュータ・プログラム内の映像が古臭くて(レトロフューチャーではない)安っぽく(もちろん、いい意味ではない)、しかも尺を取っていたのがある。ティルダ・スウィントンも持ち腐れだった。まあラップが聴けたのはお得だったかも。
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